

東岡 誠
職種:保育士
所属:放課後児童デイサービスセンターらいず
年数:9年目(H23年度中途採用)
どうしてこの職業を選んだのですか?
農業、飲食業、サービス業、営業、建設業、製造業など16年間でいくつもの仕事を重複しながら 計23種の職業経験を経たのちに、福祉の世界を知りました。高齢者施設で3年間働き、その中で福祉の仕事が“志事“と感じるようになり、音楽療法士や介護福祉士の資格を取得しました。自身の職業経験や音楽の力を障がい分野でも活かせられたらと考え、「ゼノ」少年牧場を選択しました。

この仕事の魅力は何ですか?

なんといっても“人の心“との関わりです。百人百様であり、また純粋で優しい根っこに隠れている傷や悩み葛藤など、利用者の方々と接する日々は、やりがいに満ち溢れています。楽しいことばかりではなく、支援の言動一つひとつがその利用者の人生に大きく影響するという怖さとも常に向き合っていかなければなりません。そしてその支援は自分自身の成長にも繋がっていると感じます。
『転職後感じたことは?』
40歳という年齢で転職したことで、多少なりとも就労や人生経験の驕りがあったのですがすぐに打ち砕かれました。多種多様な障がい分野の支援について自身の力の足りない部分を、様々な研修で必死で学んだり、就労支援経験を重ねていくなど、利用者の方々と足並みをそろえながらの支援を心がけました。 特に、得意な音楽療法を活かしての『まなみのりさ・カープ』との共演ステージや、福祉祭りのステージ、地域の文化祭ステージなどに参加するといった貴重な経験を、利用者の方々と共有できたことがとても嬉しかったです。 そして、上記のような職員の“学びたいこと”、“挑戦したいこと”に『明日を信じ限りなく前進』出来る環境である「ゼノ」少年牧場に転職できたことを幸せに感じます。

最後に皆さんにメッセージを

「ゼノ」少年牧場では500名を超える職員が働いています。私は、沼隈町と神辺町にある成人のグループホーム2か所経験し、現在は広島県を越え、岡山県井原市にある放課後児童デイサービスセンターにて3年目を迎えました。この9年間の業務の中でも、出会えていない職員は沢山いますが「ゼノ」には、様々な経験、経歴、特技を持った職員が沢山存在します。そしてその職員一人ひとりが持つ独特なカラーが、思いもよらない素晴らしい支援に結び付くという例を何度も目の当たりにしてきました。 「転職」に不安を感じている方も、どうか自分らしさに自信を持ってください。先輩職員は、本当に色々な知識や経験、ユーモアでサポートしてくれます。利用者の方々、そして職員同士とも『人の心』の繋がりを感じながら、「ゼノ」で力を発揮することをお祈りしています。